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1.4k ぼくらの祖国


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内容(「BOOK」データベースより)

きみは祖国を知っているか。あなたは祖国を知っていますか。「祖国」を知らない受験生、教師、親たちへ。「祖国」を震災で知った新しい日本人へ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

青山/繁晴
神戸市生まれ。慶應義塾大学文学部中退、早稲田大学政治経済学部卒業。共同通信社の記者(経済部、政治部など)、三菱総合研究所の研究員を経て株式会社独立総合研究所(独研)を創立。現在、代表取締役社長・兼・首席研究員。近畿大学経済学部客員教授(国際関係論)。経済産業省の総合資源エネルギー調査会・専門委員、内閣府原子力委員会・専門委員、海上保安庁の政策アドバイザー。専門は、エネルギー安全保障/核セキュリティ、危機管理、外交・安全保障、国家戦略立案(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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目次

明けの星の章
平壌の日の丸の章
永遠の声の章
硫黄島の章
手にとる希望の章
海鳴りの終章


カスタマーレビューがあります。 関連イメージ。
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レビュー記事

10月15日(木)のつぶやき その7

2015-10-15 18:20 心の運動・胃の運動 #6 -BLOGRAFFITI- / Honeyの見たり食べたり…vol.6
 Honey @blograffiti 16:17

10/15(木)~青山繁晴・居島一平~【虎ノ門ニュース 8時入り!】 youtu.be/bXDStWbHHPw @YouTubeさんから
ユネスコ・・・
ただ単に、お金をとめて終わりの話じゃない。
実際やるべきことがたくさんある。

from Twitter Web Client返信 リツイート お気に入り  西村幸祐 @kohyu1952 16:31

10月18日の観艦式を前に、12日に行われた事前公開訓練で初めて観艦式にブルーインパルスが登場することが明らかに。世界最高水準の技量を確認して下さい
観艦式初登場 ブルーインパルス 青い海と青い空に真っ白なスモークが映える!!! youtu.be/Xwp7KBK984E

Honeyさんがリツイート | 68 RT from Twitter Web Client返信 リツイート お気に入り  Honey @blograffiti 16:39

10/15(木)~青山繁晴・居島一平~【虎ノ門ニュース 8時入り!】 youtu.be/bXDStWbHHPw
日本は昔から 民主主義
仁徳天皇の時代から 御所は警備がない
いろんな考えの人があったけど、
皆が自分たちのためじゃなく、未来の自国民のために壕を掘った!

from Twitter Web Client返信 リツイート お気に入り  Honey @blograffiti 16:40

10/15(木)~青山繁晴・居島一平~【虎ノ門ニュース 8時入り!】 youtu.be/bXDStWbHHPw @YouTubeさんから
硫黄島の英霊の方々の話

from Twitter Web Client返信 リツイート お気に入り  Honey @blograffiti 16:41

ぼくらの祖国 青山 繁晴 amazon.co.jp/dp/4594061834/… @amazonJPさんから
「いおうじま」ではない「いおうとう」
今それどころではない、といいながら安倍さんも国土地理院に言ってくれたよう

from Twitter Web Client返信 リツイート お気に入り  Honey @blograffiti 16:43

10/15(木)~青山繁晴・居島一平~【虎ノ門ニュース 8時入り!】 youtu.be/bXDStWbHHPw @YouTubeさんから
今週も、熱く楽しく?…とても勉強になります。
続きはまた…

from Twitter Web Client返信 リツイート お気に入り  西村幸祐 @kohyu1952 18:12

報ステが中国共産党の賄賂で動くユネスコに日本が金を払えと云うなら、報ステと朝の情報番組のスポンサー企業に金を払うなと、国民が声を挙げるべき。報ステの不気味な陰気さは何かに蝕まれている。ユネスコ事務局長は習近平に9/3に招待されたよね pic.twitter.com/tLUF61aEC3

Honeyさんがリツイート | 303 RT from Twitter Web Client返信 リツイート お気に入り Follow @blograffiti 【続きを読む】

Common Sense: ぼくらの祖国を甦らせる

2014-07-06 03:59 護国夢想日記

■■ Japan On the Globe(856) ■■ 国際派日本人養成講座 ■■
Common Sense: ぼくらの祖国を甦らせる
「硫黄島は祖国を甦らせる手がかりだ」
■転送歓迎■ H26.07.06 ■ 43,859 Copies ■ 3,868,245 Views■
無料購読申込・取消: http://blog.jog-net.jp/
■1.「奇跡の島」

日米の最大の激戦が行われた硫黄島(いおうとう)は、アメリカでは「奇跡の島」と呼ばれている。戦後、日米の生き残った戦士やその子、孫、ひ孫が集まって、毎年早春に合同慰霊祭をやっているからだ。
青山繁晴さんは、硫黄島で生き残った一人、金井啓さん(当時82歳)と会った時、この合同慰霊祭について、こう語った。
__________
それなのにそこにやってくるアメリカ軍の生き残りは、自分だけでなくて子や孫、ひ孫に至るまですべてアメリカ国民が支えて、つまりみんなみんな、税金で来ますね。アメリカ国民の支えによって、アメリカの政府とアメリカ軍の支えによってやってくる。
そして亡くなった方々は、ぼくが調べたらケンタッキーに帰った人も、ニューヨークに帰った人も、カンザスシティーに帰った人も、サンフランシスコに帰った人も、みなヒーローになって、そこで褒め称えられて祖国を守った英雄として扱われています。
ところが日本では生き残った金井さん、あなたは政府が決めた、あんな小さい場所で、そこだけで戦友の遺骨を探し、お金も自分たちで出さなければいけない。


そういう扱いを受け、国民からも忘れられ、そして亡くなった方はいまだに滑走路の下や岩の下に閉じ込められたままになっています。[1,p209]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■2.「この違いは何ですか。日米の違いは何ですか」

日本から遺骨収容に行く人々は自費で硫黄島に渡り、政府に許されたごく一部の地域でしか、活動を許されていない。


そして、米軍が作り、今は自衛隊が使っている滑走路の下には無数の遺骨が、今も眠っている。およそ2万人の戦没者のうち、遺骨として収容されたのは、いまだ8千数百柱に過ぎない。
__________
金井さん、この違いは何ですか。日米の違いは何ですか。ほんとうは、日本は戦後教育で日本兵は悪者だったと教えてきたから、英霊は英霊ではなくて悪者だと教えてきたから、悪者だから忘れて良かった、悪者だから放っておいてよかった、悪者だから滑走路の下に閉じ込めて滑走路を便利に使ってよかった、これが戦後日本の本当の真実なんですね。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
金井さんはそのとき突然、大きな声を出した。
「その通りっ。俺たちのどこが悪者なんだ。おまえたちのためにみんな戦ったんだ」
そのたった一言を叫んで、金井さんはまた静まった。
■3.擂り鉢山

青山さんは金井さんに会う前日、硫黄島に行っていた。硫黄島は東京都の小笠原村に属する昔からの日本の国土である。青山さんはFNN(フジ・ニュース・ネットワーク)の社有ジェット機に乗せて貰ったのだが、羽田からわずか2時間半、沖縄より近い。
しかし、硫黄島は海上自衛隊の基地となっており、特別な許可がないかぎり上陸できない。青山さんは防衛庁と半ばケンカ混じりの交渉をして、「行くなら勝手に行け。ただし自衛隊は協力しない」とまで言われて、個人的にFNNのツテを辿って、ようやくやってきたのだった。
ジェット機が島の上空に到達すると、慰霊のためにぐるりと一周して貰った。南端の擂鉢山は、その名の通り、擂り鉢(すりばち)の形をした火山であるが、その南側の火口が崩れている。


アメリカ軍の艦砲射撃と爆撃により、火口が吹き飛んでいるのだ。この山にも張り付いていた日本軍将兵は、山の形が変わるまで砲撃されて、どうやって生きていられただろう。
この擂り鉢山の頂を、激しい戦闘の末に占領した米兵のうちの6人が力を合わせて、星条旗を結んだ一本のポールを立てた。従軍カメラマンのローゼンタール記者がその光景を撮った写真は、ピュリツァー賞を受賞し、世界的に有名になった。
アメリカはその写真を第二次大戦中最大の激戦の勝利を記念するものとして、そのまま立体の巨大な彫刻にして、首都ワシントンDCの広場に据え、自国のヒーローたちを称えている。
わが国の観光客が、ワシントンDCを訪てその像の記念写真をとったりしているが、その陰に2万余もの同胞が犠牲になっていることをどれだけ知っているだろうか。ここでも、硫黄島のアメリカ軍将兵と、日本軍将兵とのそれぞれの国の処遇の違いは残酷なまでに明らかである。
■4.滑走路での土下座

1944年12月、米軍はサイパン島などマリアナ諸島から爆撃機を飛ばして、日本本土の爆撃を開始したが、マリアナ諸島から東京までは往復5千キロもある。戦闘機は航続距離が足りなくて護衛できない。また爆撃機も被弾したり、故障したりすると、途中で海に落ちるしかない。
マリアナ諸島と東京のちょうど中間にあるのが、硫黄島だった。米軍からしてみれば、硫黄島に滑走路を作れば、日本の本土爆撃をより効率的に、より少ない損害でできる。
だから、米軍は硫黄島の戦いが終わる前から、必要な土地を制圧するや滑走路を作り始めたのだ。日本兵の亡骸を収容することもなく、その上からコンクリートを流し込んで、滑走路を作った。
硫黄島が返還された後も、滑走路のごく一部が遺骨収容のために掘り返されたが、大部分は今もその下に日本兵の遺骨を下敷きにしている。
ジョット機が滑走路に着陸し、倉庫の隅に機体を寄せた。小さな飛行機で、滑走路に降り立つステップは3段ほどしかない。しかし、青山さんの両足は凍りついたように動かない。
その理由は青山さんには分かっていた。自分が滑走路に足を下ろしたならば、自分たちのために命を捧げた先人の頭や胸や腰を踏みつけることになるからだ。
しかし、硫黄島に滞在できる時間は限られている。クルーは帰りに備えて機体の点検もしなければならない。青山さんは足を無理に動かして、地面に降りると、そのまま土下座をした。滑走路のコンクリートに手のひらを当て、その下にいるはずの英霊たちに語りかけた。
__________
これから硫黄島の中を見せていただいて、それをぼくが生きている限りは必ず国民のみんなにありのままお伝えしますから、今から島の中を見せてください。どうかお許しください。[1,p180]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■5.「これは実質的な敗戦ではないか」
硫黄島の日本側の司令官、栗林忠通・陸軍中将は、武官として米国駐在経験もあり、米軍の物量作戦や戦略を見抜いていた。そして本土空襲を一日でも遅らせるために、硫黄島での戦闘を一日でも長く引き延ばすことを決心した。
そのためには波打ち際で華々しく玉砕するのではなく、島内に地下壕陣地を作り、砲撃・空爆を凌ぎつつゲリラ戦にでる、という戦術をとった。
中将は「自決をしてはならぬ」「万歳突撃をしてはならぬ」と命じた。どうせここで死ぬなら、最後は華々しく散りたいと願うのは人情で、この命令には反発もあったが、中将は各部隊を回って、自身の考えを説いた。
結果から見れば、中将の作戦は成功した。2万余の日本将兵のほとんどが戦死したが、米軍も総員7万5千のうち2万6千近くの死傷者を出し、当初、島を5日間で占領する計画だったのが、36日間もかかった。
「これは実質的な敗戦ではないか」という一大論争が米国内に沸き起こった。小さな島一つ取るのにこれほどの被害が出るなら、ルーズベルト大統領の主張する無条件降伏を要求し続けて、日本本土決戦まで行ったら、どれだけの米兵の命が失われるのか、という疑問がつきつけられた。
硫黄島戦の直後、ルーズベルト大統領が急死した事もあって、ポツダム宣言での有条件降伏に変更され、ようやく日本が降伏を受け入れられる余地が生じた。硫黄島2万余の英霊は、その死闘によって、和平への道を切り開いたとも言えるのである。[a]
■6.地下壕

青山さんは同行した海上自衛官らとともに地下壕の一つに入った。掘った道具は今も、そのまま転がっている。青山さんが見たのは、子どものおもちゃのようなトンカチだけだった。


それだけでも手にできた人は幸運で、道具のない人は、生爪をはがしながら手で掘った。しかも、硫黄島は地獄のように暑い。掘っていったら、気温が70度にもなったと、わずかに生き残った兵は証言している。
青山さんが入った地下壕は、草藪の中に、小さな縦に掘った穴が口を開いていた。両手を広げ、体をこすりながら、ストーンと真っ直ぐに下まで落ちる。


底には、毛細血管のような細いトンネルが、横に続いている。灯りで照らすと、壁は全部、焦げている。米軍の火炎放射器に焼かれたのだ。
横穴を、両腕を縮めて匍匐(ほふく)前進すると、突然、天井が高くなって、背が立つようになる。さらに進むと、びっくりするくらい広い部屋が突然、現れた。そこはまったく焦げていない。栗林中将は、米軍が火炎放射器を使う事を知っていて、この迷路のようなトンネルを作ったのだ。
日本軍の将兵は、こういう地下壕から出没して、米軍に果敢なゲリラ戦を挑んだ。
■7.英霊の方々が本当に聞きたいこと

青山さんは、我慢できなくなって、後ろについてきた海上自衛官たちに絞り出すような声で語りかけた。
__________
みなさん、これを見ましたか。
生半可な努力でこんなものは掘れないよ。そして一番大事なことは、これを掘った2万1千人の日本の方々のうち、一人でも自分の利益のために、自分が助かりたいとか、自分の利益になるからといって掘った人はいるんですか?
ひとり残らず、ただ人のために、公のために、子々孫々のために、祖国のために、それだけが目的で掘ったんですね。
そしてこの掘った人たちを、私たちは戦後ずっと日本兵というひと固まりで呼んできました。ほんとうは大半が普通の庶民なんです。・・・
ここにいらっしゃる、間違いなくこの部屋にいらっしゃる、この英霊の方々が本当に聞きたいのは戦争は悲惨でしたという話だけではなくて、今、自分たちが助けた女性と子供を手がかりにして甦っていった日本民族が、祖国をどんなよい国にしているのか、その話を聞きたいんだ。
その英霊の方々にぼくたちは、日本はこんな国になりましたと言えるんですか。
経済は繁栄したけれども、いまだ国軍すらないから隣国に国民を拉致されて、されたまま救えず、憲法はアメリカが原案を英語でつくったまま、そして子が親をあやめ、親が子をあやめ、さらにいじめられた子が自殺する。
そういう国に成り果ててしまいましたと、この英霊に言えるのか。 ぼくたちの一番の責任はそこでしょう。[1,p204]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■8.「祖国を蘇らせる手がかり」

地下壕を出ると、若い海上自衛官が、青山さんの目をまっすぐに見て、話しかけてきた。
__________
青山さん、私たち昼ご飯を食べていると、帝国海軍の方が横で昼飯を食べているんです。今まではただの幽霊だと思っていました。しかし本当は、おい、おまえたち、祖国はどんなよい国になった、今、話してくれ、祖国はいい国になったんだろうなと、それを聞いていらっしゃるんですね。
初めて今日、わかりましたよ。[1,p206]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
この硫黄島の話をインターネットの動画で視聴した琉球大学の学生から、青山さんはEメールを貰った。彼は「思春期のころから、夢のない無気力人間」だったが、硫黄島の話に触れて、こう考えるようになったという。
__________
自分の欲求、私利私欲だけを追求し続けて死にたくない。人のために生きたい。人のため、社会のため、公のために、生きたい。人のためになら、たった一度の人生を頑張れる、克己(こっき)できる。そう思いました。[1,p18]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
祖国とは、自分が大切に思う家族、郷里、さらに自分の血肉となっている言語、歴史、文化である。したがって祖国とは自分の心のうちにある。
戦後教育は、その祖国を意識的にわれわれの心の中から忘れさせようとしてきた。しかし、忘れたものは、思い出せばよい。青山さんは、思った。
__________
あぁ、硫黄島は、ぼくらの生きるヒントだ。
生きる手がかり、生き直す手がかり、祖国を蘇らせる手がかりだ。[1,p207]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(文責:伊勢雅臣)

■リンク■
a. JOG(191) 栗林忠道中将~精根を込め戦ひし人
「せめてお前達だけでも末長く幸福に暮らさせたい」と、中将は36日間の死闘を戦い抜いた。
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h13/jog191.html
b. JOG(.795) ココダの約束 ~ 戦友の骨を拾う約束を25年かけて果たした男
「もしお前たちがここで死ぬようなことがあっても、俺たちが必ずその骨を拾って、日本にいる家族に届けてやるからな」
http://blog.jog-net.jp/201304/article_4.html
c. JOG(661) アルピニスト野口健が聞いた声
洞窟の中の夥しい戦没者の遺骨が、野口さんに語りかけた。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogdb_h22/jog661.html
■参考■(お勧め度、★★★★:必読~★:専門家向け)
→アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。
1.青山繁晴『ぼくらの祖国』★★★★、扶桑社、H23
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4594061834/japanontheg01-22/
2. 青山繁晴 硫黄島の戦いで何があったのか 6~8/8
https://www.youtube.com/watch?v=F7ul54hmy6U
■編集長・伊勢雅臣より
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渡部亮次郎氏のメルマガ「頂門の一針」より転載

2014-07-07 20:19 koreyasublog
                  
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わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」3357号
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                   2014(平成26)年7月7日(月)
 
 北の「遺骨」執着の背景を分析する:杉浦正章
                「核」が日中開戦を抑止する(49:平井修一
            陰で進む抑圧政策 ウルムチ暴動5年:川越 一
                        ぼくらの祖国を甦らせる:伊勢雅臣
                      水道水飲める国 珍しい:渡部亮次郎
      話 の 福 袋
読 者 の 声
身 辺 雑 記

□■■□──────────────────────────□■■□
第3357号
                              発行周期 不定期(原則日曜日発行)
 御意見・御感想は:
[email protected]
 購読(無料)申し込み御希望の方は
             下記のホームページで手続きして下さい。
http://www.max.hi-ho.ne.jp/azur/ryojiro/chomon.htm
 バックナムバーは http://www.melma.com/backnumber_108241/
        ブログはhttp://chomonryojiro.blog.fc2.com/
 
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北の「遺骨」執着の背景を分析する
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                      杉浦 正章
 安倍は拉致を核・ミサイルに連結させよ
日本側が「拉致」を特別調査委員会構成の最初にあげているのに、北朝鮮側
は、「日本人遺骨」を最初にあげ、大使・宋日昊がその重要性を強調して
いるのはなぜか。
どうみても「遺骨」をめぐる日本側の資金提供を最重要ポイントに位置づ
けているとしか思えない。米兵の遺骨採集も再開しており、米政府は1柱
あたり1万ドルから3万ドル支払っているといわれる。
北は拉致とともに遺骨収拾は人道問題であり、米国も支払っている以上日
本が支払っても文句はつけられまいと考えているようだ。
朝鮮中央通信の報道では日本人拉致被害者らに関する「特別調査委員会」
の四つの分科会は、〈1〉日本人遺骨〈2〉残留日本人・日本人配偶者
〈3〉拉致被害者〈4〉行方不明者――となっており、日本人遺骨を最初の分科会に位置づけた。
これに対して日本側の発表は〈1〉拉致被害者〈2〉行方不明者〈3〉日
本人遺骨〈4〉残留日本人・日本人配偶者の順であった。これは北が何よ
りも「遺骨」を重視していることを物語っており、明らかに温度差がある。
すでに宋は2012年に衆院予算委員長・中井洽(元拉致問題担当相)と会談
したころから「遺骨」に言及、「最近、日本人墓地が各地で発見された。
肉親が墓参のために訪朝を希望するのなら受け入れる。それは、日本政府
からだけでなく個人の申請でも構わない」と提案、墓参が実現している。
今回「遺骨」を重視する背景には朝鮮戦争における米兵の遺骨収集が、北
に資金をもたらしたことがまず想起される。
米国と北朝鮮は1993年に朝鮮戦争での戦死米兵の遺骨捜索で合意し、96年
から共同で収集作業を行っている。核実験で2005年に中断したが、いった
ん再開で合意したものの、12年に弾道ミサイル発射で再び中断。
今春から収集作業を再開しているといわれる。米兵の戦死者は8000人で、
1柱につき1万ドルから3万ドルを支払っているとされる。一方で北朝鮮に
ある日本人の遺骨は、厚生労働省によると2万1600柱ある。
そのほとんどが戦争直後の混乱で死亡した人たちであるが、多くが七十数
カ所の墓地に葬られているようだ。北朝鮮が米国と同様の計算で遺骨を日
本側に返還した場合、単純計算すれば1人1万ドルで200億円、2万ドル
で400億円、3万ドルで600億円となる計算だ。
どうも宋日昊の口から遺骨問題が頻繁に出される背景には、こうした“皮
算用”がある可能性があるようなのだ。宋にしてみれば米国が人道問題と
して遺骨の収集を再開している限りにおいては、日本が金を支払っても問
題は生じまいという打算がある。
金正恩は特別調査委に「早く結果を出すように」と指示しているといわ
れ、まず日本からの最初の資金を「遺骨」で獲得したい思惑があるものと
みられる。金の対日戦略は父親の金正日が残したといわれる「拉致問題の
解決は過去の清算に絡めよ」という言葉に沿っているとの見方が強い。
すでに中国との関係は核実験と張成沢粛正で決定的な亀裂状態となってお
り、経済的にも穴埋めで日本を選択せざるを得ない状況下にあるものとみ
られる。
首相・安倍晋三は、制裁一部解除に踏み切ったが、肝腎の経済的利益に直
結するような解除の仕方をしていない。輸出入の全面禁止、北朝鮮からの
航空チャーター便の乗り入れ禁止、万景峰(マンギョンボン)号入港禁
止、朝鮮総連の継続使用など核心的な部分はカードとして残している。
北の狡猾かつ必死な外交に惑わされる必要は無い。制裁を一部解除したの
は恐らく拉致被害者が生存しているとの感触を得た上でのことであろう
が、拉致に関する限り過剰な期待はすべきではあるまい。
政府もマスコミもせいぜい2,3人くらいと考えた方がよいだろう。問題は
日本外交が拉致問題の解決を突破口にして核・ミサイル開発を断念させる
ところにいかに北を導くかであろう。それには北風政策に太陽政策を織り
交ぜてもよいことであろう。


━━━━━━━━━━━━━━━━
「核」が日中開戦を抑止する(49)
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 平井 修一
国際ジャーナリスト・木村正人氏の論考「尖閣めぐるチキン・ゲームが始
まった 激しさ増す日米VS中国の攻防」(6/15)から――
 ・・・
米国のシンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)のマイケル・グリーン
元国家安全保障会議アジア上級部長が6月13日、ロンドンのシンクタン
ク、英王立国際問題研究所(チャタムハウス)で開かれた討論会に参加した。
CSISが発表した調査報告書「アジアにおけるパワーと秩序」をもとに日米
中関係の裏話も加え、現状と課題を詳細に解説してくれたので、非常に役
立った。
ロンドンでは最近、連日のようにアジア安全保障をめぐる議論が行われて
いる。沖縄・尖閣諸島をめぐる緊張は駆け引き(ポーカー・ゲーム)の段
階を過ぎ、抜き差しならないステージ(チキン・ゲーム)に突入している。
東シナ海の公海上空での自衛隊機と中国軍戦闘機の異常接近や、朝日新聞
が報じた中国軍艦が海上自衛隊の護衛艦と哨戒機に射撃用の火器管制レー
ダーを向けたと疑われる事案はその一端に過ぎない。
グリーン氏の解説に筆者の個人的見解を加えながら、日本が今、何をすべ
きかを論じてみたい。筆者の個人的見解の部分は【筆者】と記し、グリー
ン氏の解説と区別した。
CSISは、日米のほか中国、韓国、台湾、インド、豪州、東南アジア諸国連
合(ASEAN)諸国の外交専門家計402人にアンケートを実施。
・東アジアで力を持つのは
次の10年で、中国が東アジアで最も力を持つと考える国が増えている。全
体の53%が「中国」と答えた。(CSIS報告書から筆者作成)
・経済パートナー
日本やインドを除くと、東アジアの大半の国が中国を最も大切な経済パー
トナーと考えている。(同)
・日米中の外交戦略
米国の戦略には大きく分けて、大陸を重視する「大陸主義者」(キッシン
ジャー元米国務長官)と、シーレーン(海上輸送路)をコントロールする
者が世界を支配するという「海洋主義者」(マハン)の戦略がある。オバ
マ米政権も2つの戦略に左右されている。
オバマ大統領が最初に米国に招いたのは日本の麻生太郎首相(2009年2
月)。これは海洋主義者の戦略。方や、オバマ大統領の訪中と胡錦濤国家
主席の会談(同年11月)は大陸主義者の戦略に基づくものだ。このとき米
中首脳は互いに「ウィン・ウィン」の関係を望んでいた。
ホワイトハウス、米議会、シンクタンクの中には決して少なくない大陸主
義者が存在して、東シナ海と南シナ海で緊張が高まっているのは日本やベ
トナム、フィリピンが悪いと考えていた。ワシントンには対中外交に関す
る強固なコンセンサスは存在しない。
13年になって、中国の習近平主席が「新型の大国関係」を呼びかけ、2期
目のオバマ政権が応じる構えを見せたことから、安倍政権に動揺が走っ
た。同年11月に中国が尖閣を含む東シナ海上空に防空識別圏(ADIZ)を設
定するまで、中国の戦略はかなり成功を収めていた。
一方、戦後日本の外交戦略は3つに大別できる。
【吉田ドクトリン】
対米関係を重視しながらも、朝鮮戦争やベトナム戦争などアジアでの紛争
には関与しない。
【岸・安倍ドクトリン】
対米関係を最優先にし、アジアに積極的に関与する。現在、日本は「吉田
ドクトリン」ではなく、「安倍ドクトリン」に明確にシフトした。
【民主党の鳩山由紀夫元首相の外交政策】
対米依存から脱却し、アジアへの関与を強める。
<【筆者】中国は08年の世界金融危機をきっかけにトウ小平氏の遺訓「韜
光養晦(とうこうようかい、時が来るまで力を蓄える)」の平和台頭路線
を改め、習近平氏は13年、強兵路線を意味する「中国の夢」を掲げ、前方
展開力を増強するため空母建造などを加速させている。
チャタムハウスの中国専門家ケリー・ブラウン氏(元英外交官)は「東シ
ナ海も南シナ海も中国は自国の領土と考えているので、日本やベトナム、
フィリピンとの外交問題は存在していない。国内問題として処理される」
と断言する。
米ボストン大学のトーマス・バーガー教授は、中国は12年9月の尖閣国有
化を「屈辱」と受け止め、公式に領土問題を歴史問題に結びつけたと解
説。その上で筆者に「日中は尖閣をめぐってスローモーションのチキン・
ゲームに突入している」と指摘する。
石原慎太郎元東京都知事が12年4月に明らかにした尖閣購入計画は、石原
氏の一時的な人気取りにはなっても、尖閣をめぐる日本の法的立場を強め
たわけでも何でもない。中国の権力移行期に行われた民主党の野田政権に
よる国有化は、習近平氏が対日強硬路線と強兵路線を進める口実に使われ
てしまった。
習近平氏が防空識別圏の設定を強行せず、もう少し賢く振る舞っていれ
ば、日米同盟に亀裂が入っていた恐れは十分にある。この半年、安倍晋三
首相の懸命の外交努力でオバマ大統領から「尖閣防衛義務」の言質を引き
出し、安全保障上、「日米VS中国」の構図に持ち込んだのは見事な外交的
勝利だった>
・領土奪われたら軍事力で取り戻す
「他国に領土を奪われた場合に軍事力で奪い返すか」というアンケートに
「はい」と答えたのは、米国88% 韓国86% 中国83% 日本81%。(同)
あくまで外交専門家の回答で一般世論とは異なるが、日本はこれまでの
「吉田ドクトリン」から「安倍ドクトリン」に転換したことが理解できる。
・経済、安保
東アジアでの中国の台頭が安全保障のプラスになると考えているのは、米
国ではわずか1%。日本では2%だ。日米にとって必要なのは両者の間にミ
ゾが生じていると中国に思わせないことだ。
安倍政権は近く集団的自衛権の憲法解釈を見直し、「日米防衛協力のため
の指針(ガイドライン)」を改定する。オバマ政権は尖閣問題が武力衝突
に一気にエスカレートするリスクはそれほど大きくないと考えているが、
尖閣有事は日米同盟の真の試金石となる。
尖閣に中国の関係者が上陸した場合、米国側が「初期段階は外交的・経済
的な手段で対応すべきだ」と説明すると、日本側が「米国は日本を守るつ
もりがないのか」と反発するなどの食い違いがあった。
しかし、日本を安心させるための再保障をめぐるある程度の合意ができて
緊急事態対処計画を策定するプロセスが始まり、安定性を高めている。
率直に言って、問題なのは、安倍政権の首相官邸から発せられるメッセー
ジが微妙で、オバマ政権のホワイトハウスとの事前調整が十分働いていな
いことだ。
自衛隊機と中国軍戦闘機の異常接近は極めて危険だ。2001年に南シナ海上
空で米軍の電子偵察機と中国の戦闘機が空中衝突した事件では、ブッシュ
大統領(当時)が12回も江沢民国家主席に電話をかけた。13回目でようや
くつながった。中国との信頼醸成はそれほど難しい。
(日韓関係は)領土問題、歴史問題を無理して解決しようとするよりも悪
化させないようにコントロールして、関係を改善させることが日本にとっ
てベストな選択肢だ。
・パワーバランス
米国の力が衰えても、東アジアで米国が指導力を発揮することを望む国が
多い。(CSISの報告書より)
<【筆者】尖閣をめぐる現状変更は日中間の武力衝突に発展するリスクが
極めて高い。中国がこのまま緊張をエスカレートさせれば、日中衝突は不
可避となる。
中国が東シナ海での現状変更を強行するのを防ぐには、限定的な集団的自
衛権の行使容認を足掛かりにして、日米防衛ガイドラインを改定、日米同
盟を強固なものにするしか道がない。
日米間の相互信頼のため、尖閣をめぐる緊急事態対処計画を策定するの
は、まさに焦眉の課題だ。
中国が「韜光養晦」から「強兵路線」に転換したのは、中国共産党内部の
権力闘争と密接に関係している。日本は「吉田ドクトリン」や「鳩山ドク
トリン」に戻れない。状況を悪化させるだけだ。
尖閣国有化で中国の領土問題と歴史問題を一体化させ、靖国神社参拝と従
軍慰安婦をめぐる河野談話見直し論で韓国の態度を一段と硬化させたの
は、日本の外交と安全保障にとってマイナスにしかなっていない。
日本側から歴史問題をたきつけることは愚の骨頂だ。中国や韓国国内の対
日協調派の立場をさらに悪くし、対日強硬派を勢いづかせるだけだからだ。
さらにホワイトハウス、シンクタンク、米議会で大陸主義者たちが「どう
して米国が安倍首相の危険な火遊びに付き合わされなければならないの
か。中国とうまくやろう」と再び声を上げかねない。
そうなれば日本はグリーン氏のような最大の理解者を失うことになる。無
人の尖閣諸島をめぐって世界第2、3の経済大国が対立する不毛のチキン・
ゲームの針は音を立て、ゆっくり回り始めた。
リスクが無用にエスカレートしないよう、日本政府も国民も、一刻も早く
万全の守りを築き上げるとともに、歴史問題という火種を消す努力を怠っ
てはならないと切に思う>(以上)
 ・・・
平井思うに「日本側から歴史問題をたきつけることは愚の骨頂だ」と木村
氏は言うが、産経の元記者にしてはちょっとピンボケではないか。南京虐
殺や慰安婦で嘘八百を喚いて日本に歴史問題をたきつけたのは中韓だ。違
うか。日本は低姿勢でひたすら謝れとでも言うのか。彼らは図に乗って攻
めてくるだろう。
英霊に感謝と敬意を表するのは政治指導者として当然のことで、外国から
とやかく言われる筋合いはない。内政干渉だ。靖国に参拝しない指導者の
命令では将兵は命をかけては戦わない。違うか。外交リスクはあっても将
兵と国民の愛国心を高めることがチキン・ゲームの今は大事なのである。
緊張から逃げたら負け。チキン・ゲームとはそういうことである。違うか。
マキャベリ曰く、「新秩序を打ち立てるということくらい難しい事業はな
い。自力で行おうとしているのか、それとも他者の助けを当てにしている
のか。
自力で行おうとする者は、途中で何が起ころうと、それを超えて進むこと
ができる。反対に、他者の助けを当てにする場合は、実行の過程で必ず障
害が生じてきて、目的を達成することは不可能になる。
だからこそ、武装せる予言者は勝利を収めることができるのであり、反対
に、備えなき者は滅びるしかなくなるのだ」。
最終的には「自前の核」がなければ滅びるしかない。違うか。(2014/7/5)
 
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陰で進む抑圧政策 ウルムチ暴動5年
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 川越 一
【北京=川越一】中国新疆ウイグル自治区ウルムチ市で約200人が死亡し
た大規模暴動が起きてから、5日で5年となった。中国政府は経済発展を
加速させることでウイグル族の懐柔を図っているが、ウイグル独立派が関
与したとされるテロ事件などが今年に入っても続発しており、ウイグル族
の反発が収まる気配はみえない。
ラマダン中なのに昼間も料理店営業
現地からの情報によると、ウルムチ市内では5日、繁華街を中心に小銃を
持った武装警官が配置され、時折、装甲車両が行き交っていた。
ウイグル族が信仰するイスラム教のラマダン(断食月)期間中にもかかわ
らず、市内のイスラム料理店も日中から営業。同自治区の公式ニュースサ
イト「天山網」をはじめ、中国メディアは関連報道を控えており、中央政
府の意向で“平穏”を演出している可能性がある。一方、中国のNHK海外
放送は5日夜、暴動に関するニュースの際に画面が真っ暗になり、音声も
聞こえなくなった。
5年前、激しい衝突があった市中心部の人民広場の周囲には最近、柵が設
置された。これまでは所持品検査をパスすれば広場内に入ることができた
が、5日には「工事」を理由に閉鎖されたといい、当局が抗議行動などを
警戒していたことをうかがわせる。
ひげ、ナイフ規制…民族の尊厳傷つけられ
中国政府は今年、同自治区のインフラ整備に昨年の約3倍に当たる1兆元
(約16兆3千億円)を投じる見通しだ。経済的繁栄の恩恵をちらつかせる
ことで、ウイグル族を懐柔する狙いがみえる。ただ、漢族との経済格差に
対する不満を抱えるウイグル族はなお多い。あごひげやナイフ所持が規制
され、民族としての尊厳も傷つけられている。
地元当局は5月以降、取り締まりを強化し、ここ1カ月間で約380人を拘
束した。最近は公安当局による安易な発砲も目立ち、「恐怖」でウイグル
族を封じ込めているのが現実だ。
北京では5日を前にガソリンスタンドの安全検査が強化された。地下鉄の
ゴミ箱でも15分間隔で不審物の捜索が指示されたという。ウイグル族や便
乗する不満分子への対策とみられる。
 ◇
■ウルムチ暴動 2009年7月5日、中国新疆ウイグル自治区の区都ウルム
チで、漢族支配を中心とした中国政府の少数民族政策への不満を背景に発
生したウイグル族による大規模な暴動。
中国当局の発表では死者197人、負傷者1700人以上。少なくとも35人に死
刑判決が下った。中国当局は、亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」
のラビア・カーディル議長が事件を扇動したとしている。
産経ニュース2014.7.5 21:13


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ぼくらの祖国を甦らせる
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 伊勢 雅臣
「硫黄島は祖国を甦らせる手がかりだ」
■1.「奇跡の島」
日米の最大の激戦が行われた硫黄島(いおうとう)は、アメリカでは「奇
跡の島」と呼ばれている。戦後、日米の生き残った戦士やその子、孫、ひ
孫が集まって、毎年早春に合同慰霊祭をやっているからだ。
青山繁晴さんは、硫黄島で生き残った一人、金井啓さん(当時82歳)と
会った時、この合同慰霊祭について、こう語った。
「それなのにそこにやってくるアメリカ軍の生き残りは、自分だけでなく
て子や孫、ひ孫に至るまですべてアメリカ国民が支えて、つまりみんなみ
んな、税金で来ますね。アメリカ国民の支えによって、アメリカの政府と
アメリカ軍の支えによってやってくる。
そして亡くなった方々は、ぼくが調べたらケンタッキーに帰った人も、
ニューヨークに帰った人も、カンザスシティーに帰った人も、サンフラン
シスコに帰った人も、みなヒーローになって、そこで褒め称えられて祖国
を守った英雄として扱われています。
 ところが日本では生き残った金井さん、あなたは政府が決めた、あんな
小さい場所で、そこだけで戦友の遺骨を探し、お金も自分たちで出さなけ
ればいけない。そういう扱いを受け、国民からも忘れられ、そして亡く
なった方はいまだに滑走路の下や岩の下に閉じ込められたままになってい
ます」。[1,p209]

■2.「この違いは何ですか。日米の違いは何ですか」
日本から遺骨収容に行く人々は自費で硫黄島に渡り、政府に許されたごく
一部の地域でしか、活動を許されていない。そして、米軍が作り、今は自
衛隊が使っている滑走路の下には無数の遺骨が、今も眠っている。およそ
2万人の戦没者のうち、遺骨として収容されたのは、いまだ8千数百柱に
過ぎない。
「金井さん、この違いは何ですか。日米の違いは何ですか。ほんとうは、
日本は戦後教育で日本兵は悪者だったと教えてきたから、英霊は英霊では
なくて悪者だと教えてきたから、悪者だから忘れて良かった、悪者だから
放っておいてよかった、悪者だから滑走路の下に閉じ込めて滑走路を便利
に使ってよかった、これが戦後日本の本当の真実なんですね」。
金井さんはそのとき突然、大きな声を出した。
「その通りっ。俺たちのどこが悪者なんだ。おまえたちのためにみんな
戦ったんだ」
そのたった一言を叫んで、金井さんはまた静まった。
■3.擂り鉢山
青山さんは金井さんに会う前日、硫黄島に行っていた。硫黄島は東京都の
小笠原村に属する昔からの日本の国土である。青山さんはFNN(フジ・
ニュース・ネットワーク)の社有ジェット機に乗せて貰ったのだが、羽田
からわずか2時間半、沖縄より近い。
しかし、硫黄島は海上自衛隊の基地となっており、特別な許可がないかぎ
り上陸できない。青山さんは防衛庁と半ばケンカ混じりの交渉をして、
「行くなら勝手に行け。ただし自衛隊は協力しない」とまで言われて、個
人的にFNNのツテを辿って、ようやくやってきたのだった。
ジェット機が島の上空に到達すると、慰霊のためにぐるりと一周して貰っ
た。南端の擂鉢山は、その名の通り、擂り鉢(すりばち)の形をした火山
であるが、その南側の火口が崩れている。アメリカ軍の艦砲射撃と爆撃に
より、火口が吹き飛んでいるのだ。この山にも張り付いていた日本軍将兵
は、山の形が変わるまで砲撃されて、どうやって生きていられただろう。
この擂り鉢山の頂を、激しい戦闘の末に占領した米兵のうちの6人が力を
合わせて、星条旗を結んだ一本のポールを立てた。従軍カメラマンのロー
ゼンタール記者がその光景を撮った写真は、ピュリツァー賞を受賞し、世
界的に有名になった。
アメリカはその写真を第二次大戦中最大の激戦の勝利を記念するものとし
て、そのまま立体の巨大な彫刻にして、首都ワシントンDCの広場に据
え、自国のヒーローたちを称えている。
わが国の観光客が、ワシントンDCを訪てその像の記念写真をとったりし
ているが、その陰に2万余もの同胞が犠牲になっていることをどれだけ
知っているだろうか。ここでも、硫黄島のアメリカ軍将兵と、日本軍将兵
とのそれぞれの国の処遇の違いは残酷なまでに明らかである。

■4.滑走路での土下座
1944年12月、米軍はサイパン島などマリアナ諸島から爆撃機を飛ばして、
日本本土の爆撃を開始したが、マリアナ諸島から東京までは往復5千キロ
もある。戦闘機は航続距離が足りなくて護衛できない。また爆撃機も被弾
したり、故障したりすると、途中で海に落ちるしかない。
マリアナ諸島と東京のちょうど中間にあるのが、硫黄島だった。米軍から
してみれば、硫黄島に滑走路を作れば、日本の本土爆撃をより効率的に、
より少ない損害でできる。
だから、米軍は硫黄島の戦いが終わる前から、必要な土地を制圧するや滑
走路を作り始めたのだ。日本兵の亡骸を収容することもなく、その上から
コンクリートを流し込んで、滑走路を作った。
硫黄島が返還された後も、滑走路のごく一部が遺骨収容のために掘り返さ
れたが、大部分は今もその下に日本兵の遺骨を下敷きにしている。
ジョット機が滑走路に着陸し、倉庫の隅に機体を寄せた。小さな飛行機
で、滑走路に降り立つステップは3段ほどしかない。しかし、青山さんの
両足は凍りついたように動かない。
その理由は青山さんには分かっていた。自分が滑走路に足を下ろしたなら
ば、自分たちのために命を捧げた先人の頭や胸や腰を踏みつけることにな
るからだ。
しかし、硫黄島に滞在できる時間は限られている。クルーは帰りに備えて
機体の点検もしなければならない。青山さんは足を無理に動かして、地面
に降りると、そのまま土下座をした。滑走路のコンクリートに手のひらを
当て、その下にいるはずの英霊たちに語りかけた。
「これから硫黄島の中を見せていただいて、それをぼくが生きている限り
は必ず国民のみんなにありのままお伝えしますから、今から島の中を見せ
てください。どうかお許しください」。[1,p180]

■5.「これは実質的な敗戦ではないか」
硫黄島の日本側の司令官、栗林忠通・陸軍中将は、武官として米国駐在経
験もあり、米軍の物量作戦や戦略を見抜いていた。そして本土空襲を一日
でも遅らせるために、硫黄島での戦闘を一日でも長く引き延ばすことを決
心した。
そのためには波打ち際で華々しく玉砕するのではなく、島内に地下壕陣地
を作り、砲撃・空爆を凌ぎつつゲリラ戦に出る、という戦術をとった。
中将は「自決をしてはならぬ」「万歳突撃をしてはならぬ」と命じた。ど
うせここで死ぬなら、最後は華々しく散りたいと願うのは人情で、この命
令には反発もあったが、中将は各部隊を回って、自身の考えを説いた。
結果から見れば、中将の作戦は成功した。2万余の日本将兵のほとんどが
戦死したが、米軍も総員7万5千のうち2万6千近くの死傷者を出し、当
初、島を5日間で占領する計画だったのが、36日間もかかった。
「これは実質的な敗戦ではないか」という一大論争が米国内に沸き起こっ
た。小さな島一つ取るのにこれほどの被害が出るなら、ルーズベルト大統
領の主張する無条件降伏を要求し続けて、日本本土決戦まで行ったら、ど
れだけの米兵の命が失われるのか、という疑問がつきつけられた。
硫黄島戦の直後、ルーズベルト大統領が急死した事もあって、ポツダム宣
言での有条件降伏に変更され、ようやく日本が降伏を受け入れられる余地
が生じた。硫黄島2万余の英霊は、その死闘によって、和平への道を切り
開いたとも言えるのである。[a]

■6.地下壕
青山さんは同行した海上自衛官らとともに地下壕の一つに入った。掘った
道具は今も、そのまま転がっている。青山さんが見たのは、子どものおも
ちゃのようなトンカチだけだった。それだけでも手にできた人は幸運で、
道具のない人は、生爪をはがしながら手で掘った。しかも、硫黄島は地獄
のように暑い。掘っていったら、気温が70度にもなったと、わずかに生
き残った兵は証言している。
青山さんが入った地下壕は、草藪の中に、小さな縦に掘った穴が口を開い
ていた。両手を広げ、体をこすりながら、ストーンと真っ直ぐに下まで落
ちる。底には、毛細血管のような細いトンネルが、横に続いている。灯り
で照らすと、壁は全部、焦げている。米軍の火炎放射器に焼かれたのだ。
横穴を、両腕を縮めて匍匐(ほふく)前進すると、突然、天井が高くなっ
て、背が立つようになる。さらに進むと、びっくりするくらい広い部屋が
突然、現れた。そこはまったく焦げていない。栗林中将は、米軍が火炎放
射器を使う事を知っていて、この迷路のようなトンネルを作ったのだ。
日本軍の将兵は、こういう地下壕から出没して、米軍に果敢なゲリラ戦を
挑んだ。

■7.英霊の方々が本当に聞きたいこと
青山さんは、我慢できなくなって、後ろについてきた海上自衛官たちに絞
り出すような声で語りかけた。
「みなさん、これを見ましたか。
生半可な努力でこんなものは掘れないよ。そして一番大事なことは、これ
を掘った2万1千人の日本の方々のうち、一人でも自分の利益のために、
自分が助かりたいとか、自分の利益になるからといって掘った人はいるん
ですか?
ひとり残らず、ただ人のために、公のために、子々孫々のために、祖国の
ために、それだけが目的で掘ったんですね。
そしてこの掘った人たちを、私たちは戦後ずっと日本兵というひと固まり
で呼んできました。ほんとうは大半が普通の庶民なんです・・・
ここにいらっしゃる、間違いなくこの部屋にいらっしゃる、この英霊の
方々が本当に聞きたいのは戦争は悲惨でしたという話だけではなくて、
今、自分たちが助けた女性と子供を手がかりにして甦っていった日本民族
が、祖国をどんなよい国にしているのか、その話を聞きたいんだ。
その英霊の方々にぼくたちは、日本はこんな国になりましたと言えるんで
すか。
経済は繁栄したけれども、いまだ国軍すらないから隣国に国民を拉致され
て、されたまま救えず、憲法はアメリカが原案を英語でつくったまま、そ
して子が親をあやめ、親が子をあやめ、さらにいじめられた子が自殺する。
そういう国に成り果ててしまいましたと、この英霊に言えるのか。 ぼく
たちの一番の責任はそこでしょう」。[1,p204]
■8.「祖国を蘇らせる手がかり」
地下壕を出ると、若い海上自衛官が、青山さんの目をまっすぐに見て、話
しかけてきた。
青山さん、私たち昼ご飯を食べていると、帝国海軍の方が横で昼飯を食べ
ているんです。今まではただの幽霊だと思っていました。しかし本当は、
おい、おまえたち、祖国はどんなよい国になった、今、話してくれ、祖国
はいい国になったんだろうなと、それを聞いていらっしゃるんですね。
 初めて今日、わかりましたよ」。[1,p206]
この硫黄島の話をインターネットの動画で視聴した琉球大学の学生から、
青山さんはEメールを貰った。彼は「思春期のころから、夢のない無気力
人間」だったが、硫黄島の話に触れて、こう考えるようになったという。
<自分の欲求、私利私欲だけを追求し続けて死にたくない。人のために生
きたい。人のため、社会のため、公のために、生きたい。人のためにな
ら、たった一度の人生を頑張れる、克己(こっき)できる。そう思いまし
た。>[1,p18]
祖国とは、自分が大切に思う家族、郷里、さらに自分の血肉となっている
言語、歴史、文化である。したがって祖国とは自分の心のうちにある。
戦後教育は、その祖国を意識的にわれわれの心の中から忘れさせようとし
てきた。しかし、忘れたものは、思い出せばよい。青山さんは、思った。

{あぁ、硫黄島は、ぼくらの生きるヒントだ。生きる手がかり、生き直す
手がかり、祖国を蘇らせる手がかりだ。}[1,p207]
 
■リンク■
a. JOG(191) 栗林忠道中将~精根を込め戦ひし人
「せめてお前達だけでも末長く幸福に暮らさせたい」と、中将は36日間の
死闘を戦い抜いた。
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h13/jog191.html
b. JOG(.795) ココダの約束 ~ 戦友の骨を拾う約束を25年かけて果たした男
「もしお前たちがここで死ぬようなことがあっても、俺たちが必ずその骨
を拾って、日本にいる家族に届けてやるからな」
http://blog.jog-net.jp/201304/article_4.html
c. JOG(661) アルピニスト野口健が聞いた声
洞窟の中の夥しい戦没者の遺骨が、野口さんに語りかけた。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogdb_h22/jog661.html
■参考■(お勧め度、★★★★:必読~★:専門家向け)
→アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。
1.青山繁晴『ぼくらの祖国』★★★★、扶桑社、H23
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4594061834/japanontheg01-22/
2. 青山繁晴 硫黄島の戦いで何があったのか 6~8/8
https://www.youtube.com/watch?v=F7ul54hmy6U
 

 
━━━━━━━
読 者 の 声
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 1)拉致被害者全員が帰還してこそ問題解決となる:前田 正晶
安倍総理以下の真剣な努力が結実して、これまで虚言を弄し続けやる気を
見せなかった北朝鮮金正恩政権が特別調査委員会を設置して、本気で?動
き出す姿勢を示し始めた。誠に結構なことであると、政府の努力を賞賛せ
ねばなるまい。
そこで想起させられたことがあった。それはある会社の中の一部門でのこ
とだった。そこでは上司とある部員が極端と言いたいほど対立し、特にそ
の部員は事ある毎に上司に楯突いていたのだった。
すると、その上司が健康を害して胃全摘の大手術を受ける事態となり、復
帰後社内に早期引退説が流れた。そこで何人かが対立関係にある部員に
「良かったじゃないか。あの人がいなくなるではないか」と水を向けてみ
た。だが、彼は毅然として言った「彼奴が本当に辞めて会社に来なくなっ
て初めて辞めたのであって、噂だけで喜んでいるほど俺は甘くない」と。
一同が妙に納得した。
この挿話と北朝鮮との交渉を同日に論じる気はないが、私は拉致被害者が
本当に帰ってくるまでは北朝鮮の動きを信じようとは思っていない。家人
でさえ「自分たちで拉致しておいてその被害者が何処にいるかを調査する
とは奇妙だ。彼等の組織の中には管理ないしは監視してきた機関があるだ
ろうに」と言ったほどだ。
とは言うものの、この度の交渉は非常に難しいものだと思わずにはいられ
ない。何れが先に動き始めるかも重要だが、常に「一対一」か等価交換の
ようにしておかねば、北のこれまでの言葉と動きの不一致から考えれば、
迂闊に制裁解除等のカードを切っていくのは得策とは思えないからだ。
「良いとこ取られ?」で済めば良いが、約束を実行しないことまで想定に
入れておきたい気がする。
しかも、習近平はこれまで支配下に置いてきたかの如き北朝鮮を無視した
かのように韓国を公式訪問し、恰も韓国を支配して見せようかとも見える
行動を開始した。そこには日・米・韓の結束を乱そうとする意図があるの
ではとの報道もある。しかし、私は戦後最悪とまで酷評されるようになっ
たオバマ大統領の無為無策とでも形容したい外交政策を見れば、中国が付
け込む隙は十分にあるだろうと危惧する。
我が政府はアメリカとの協調態勢を維持せねばならないだろうが、外務省
もその出先も余程緊張感を持ってアメリカ政府関連の情報を収集しておな
かいと、安倍政権の梯子を外しかねない危うさを感じるのはひが目だろう
か。表現を変えれば、安倍総理直々の出番、即ち北朝鮮訪問の時期が迫っ
ているのではないかとすら思わせられる。

 2)USJ、カジノリゾート参入方針 解禁にらみ企業連合で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140706-00000011-asahi-bus_all
オバマ大統領訪問直前にリニア技術無償供与のニュース、そのあと
ケネディ駐日大使と安倍総理が大阪のUSJを一緒に訪問してましたが、
やはりなあ、と納得いくものを感じます。
「女性の社会進出を支援するため」の外国人メイドを「経済特区」で
というのも、なんとなくどういうものか想像がつきます。
国際的な特定の勢力を日本の治安当局は監視、コントロール出来るのだろ
うか。
まさに上海租界が21世紀のわが国で設けられようとしているように見受け
られます。
不幸にもアメリカと戦争をして敗れ、世界はあの頃の体制のままであるこ
との腐臭が漂っています。(匿名希望)
 
 
 3)言葉遣いに気を付けよう:前田正晶
You bet.はどうも:
これを読んで何のことかとお解りの方は、かなり深く英語の世界を追求さ
れたのだと思う。私は決して品格がある表現だと思っていない。仲間同士
の打ち解けた者の話の中に出てくれば何と言うことはない「その通り」か
「あんたの言う通り」か「間違いねー」という意味だから。
私も未だそれほどこういう表現が飛び交うアメリカ人の仲間内の会話に馴
れていなかった頃には、前後の流れからしてそういう意味だとボンヤリと
把握出来た。しかし、どういう言葉(単語?)なのかに好奇心出てきたの
で、気が置けない間柄の技術サーヴィスマネージャーに解説を依頼した。
すると "You bet." であって、"You bet on you." か "You bet on
yourself." の簡略形だと教えられた。
それでもまだ納得がいかなかったのでさらに押してみると「『君自身に賭
ける』ことなのだから、それほど確実なことはないから転じて『間違いな
い』と言いたい時に使うのだ」と解説された。さらに、その変形で
"betcha" もあると教えられた。これも工場などに行けば、現場の組合員
などと語り合えば聞いたことがある表現だった。これは "Bet you."が転
訛したものだそうだ。
実は、先ほど何処の局だった流した、某国の大統領がW杯で善戦健闘した
が敗退した代表選手たちを電話で慰労した会話の中でこの "You bet.” が
飛び出してきた。私は大袈裟に言えば耳を疑ったのだった。以前からこの
大統領の言葉遣いに疑念があると言ってきたのだったが「あの場であのよ
うな表現を使うのか」と驚かされた。
何を言いたいのかを簡単に言えば、一寸品格が欠けているのだ。まさか、
大統領が万人が聞くだろう会話の中で "You bet." とは余りにもくだけ過
ぎていないかと言いたいのだ。あれでは「大統領もこう言われた」という
追随者が出てくる心配がある。
同じ電話会談の中で彼は "I’m gonna ~." もお使いになった。これは以
前から私が初心者には推薦していない "I am going to ~." の簡略形で
ある。即ち、"I am going to ~." をチャンと身につけてからこういう言
い方をするのは良いかも知れないが、いきなり安易な表現を使えば「木に
竹を接ぐ」ような違和感を聞く者に与えるので控えた方が良いということ。
彼への批判派この程度に止めるが、一事が万事で彼を選んだアメリカ国民
には反省を求めたいのだ。現実には一部のアメリカ人は彼が選ばれたこと
を悔やんでいる。だが、私は"None of your business." とでも言われそ
うだ。あるいは "Mind your own business." かも知れない。こういう表
現は日本語に訳して考えないで、そのまま覚えておけば良いのだが。
 


4)拉致被害者全員が帰還してこそ問題解決となる:前田 正晶
安倍総理以下の真剣な努力が結実して、これまで虚言を弄し続けやる気を
見せなかった北朝鮮金正恩政権が特別調査委員会を設置して、本気で?動
き出す姿勢を示し始めた。誠に結構なことであると、政府の努力を賞賛せ
ねばなるまい。
そこで想起させられたことがあった。それはある会社の中の一部門でのこ
とだった。そこでは上司とある部員が極端と言いたいほど対立し、特にそ
の部員は事ある毎に上司に楯突いていたのだった。
すると、その上司が健康を害して胃全摘の大手術を受ける事態となり、復
帰後社内に早期引退説が流れた。そこで何人かが対立関係にある部員に
「良かったじゃないか。あの人がいなくなるではないか」と水を向けてみ
た。だが、彼は毅然として言った「彼奴が本当に辞めて会社に来なくなっ
て初めて辞めたのであって、噂だけで喜んでいるほど俺は甘くない」と。
一同が妙に納得した。
この挿話と北朝鮮との交渉を同日に論じる気はないが、私は拉致被害者が
本当に帰ってくるまでは北朝鮮の動きを信じようとは思っていない。家人
でさえ「自分たちで拉致しておいてその被害者が何処にいるかを調査する
とは奇妙だ。彼等の組織の中には管理ないしは監視してきた機関があるだ
ろうに」と言ったほどだ。
とは言うものの、この度の交渉は非常に難しいものだと思わずにはいられ
ない。何れが先に動き始めるかも重要だが、常に「一対一」か等価交換の
ようにしておかねば、北のこれまでの言葉と動きの不一致から考えれば、
迂闊に制裁解除等のカードを切っていくのは得策とは思えないからだ。
「良いとこ取られ?」で済めば良いが、約束を実行しないことまで想定に
入れておきたい気がする。
しかも、習近平はこれまで支配下に置いてきたかの如き北朝鮮を無視した
かのように韓国を公式訪問し、恰も韓国を支配して見せようかとも見える
行動を開始した。そこには日・米・韓の結束を乱そうとする意図があるの
ではとの報道もある。しかし、私は戦後最悪とまで酷評されるようになっ
たオバマ大統領の無為無策とでも形容したい外交政策を見れば、中国が付
け込む隙は十分にあるだろうと危惧する。
我が政府はアメリカとの協調態勢を維持せねばならないだろうが、外務省
もその出先も余程緊張感を持ってアメリカ政府関連の情報を収集しておな
かいと、安倍政権の梯子を外しかねない危うさを感じるのはひが目だろう
か。表現を変えれば、安倍総理直々の出番、即ち北朝鮮訪問の時期が迫っ
ているのではないかとすら思わせられる。


━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━


7日は内科と眼科の定期健診。特に眼科では眼底検査があるため、目は夕
方まで瞳孔が開いて使い物になりません。
東京湾岸はまた雨だ。台風8号も不可避のようだ。
 
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[転載] ぼくらの祖国を甦らせる~「硫黄島は祖国を甦らせる手がかりだ」【転載】

2014-07-08 11:49 くにしおもほゆ
櫛田B子さまの『天晴!にっぽん』(Hatenaブログ)より転載させて頂きました。
記事のオリジンは別のブログで、文中に示されています。
 
(以下、転載記事。 ↓のタイトルをクリックして元記事に行けます。)

ぼくらの祖国を甦らせる~「硫黄島は祖国を甦らせる手がかりだ」【転載】CommentsAdd Star

No.856 ぼくらの祖国を甦らせる 国際派日本人養成講座/ウェブリブログ
 2014年7月6日 配信
より転載させていただきます。
【転載】ここから
 
■■ Japan On the Globe(856) ■■ 国際派日本人養成講座 ■■
Common Sense: ぼくらの祖国を甦らせる
「硫黄島は祖国を甦らせる手がかりだ」
■転送歓迎■ H26.07.06 ■ 43,859 Copies ■ 3,868,245 Views■
無料購読申込・取消:
http://blog.jog-net.jp/
■1.「奇跡の島」
日米の最大の激戦が行われた硫黄島(いおうとう)は、アメリカでは「奇跡の島」と呼ばれている。戦後、日米の生き残った戦士やその子、孫、ひ孫が集まって、毎年早春に合同慰霊祭をやっているからだ。
青山繁晴さんは、硫黄島で生き残った一人、金井啓さん(当時82歳)と会った時、この合同慰霊祭について、こう語った。
__________
それなのにそこにやってくるアメリカ軍の生き残りは、自分だけでなくて子や孫、ひ孫に至るまですべてアメリカ国民が支えて、つまりみんなみんな、税金で来ますね。アメリカ国民の支えによって、アメリカの政府とアメリカ軍の支えによってやってくる。
そして亡くなった方々は、ぼくが調べたらケンタッキーに帰った人も、ニューヨークに帰った人も、
カンザスシティーに帰った人も、サンフランシスコに帰った人も、みなヒーローになって、そこで褒め称えられて祖国を守った英雄として扱われています。
ところが日本では生き残った金井さん、あなたは政府が決めた、あんな小さい場所で、そこだけで戦友の遺骨を探し、お金も自分たちで出さなければいけない。そういう扱いを受け、国民からも忘れられ、そして亡くなった方はいまだに滑走路の下や岩の下に閉じ込められたままになっています。[1,p209]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■2.「この違いは何ですか。日米の違いは何ですか」

日本から遺骨収容に行く人々は自費で硫黄島に渡り、政府に許されたごく一部の地域でしか、活動を許されていない。そして、米軍が作り、今は自衛隊が使っている滑走路の下には無数の遺骨が、今も眠っている。およそ2万人の
戦没者のうち、遺骨として収容されたのは、いまだ8千数百柱に過ぎない。
__________
金井さん、この違いは何ですか。日米の違いは何ですか。ほんとうは、日本は戦後教育で日本兵は悪者だったと教えてきたから、英霊は英霊ではなくて悪者だと教えてきたから、悪者だから忘れて良かった、悪者だから放っておいてよかった、悪者だから滑走路の下に閉じ込めて滑走路を便利に使ってよかった、これが戦後日本の本当の真実なんですね。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

金井さんはそのとき突然、大きな声を出した。
「その通りっ。俺たちのどこが悪者なんだ。おまえたちのためにみんな戦ったんだ」
そのたった一言を叫んで、金井さんはまた静まった。
■3.擂り鉢山
 青山さんは金井さんに会う前日、硫黄島に行っていた。硫黄島は東京都の
小笠原村に属する昔からの日本の国土である。青山さんはFNN(フジ・ニュース・ネットワーク)の社有ジェット機に乗せて貰ったのだが、羽田からわずか2時間半、沖縄より近い。
しかし、硫黄島は
海上自衛隊の基地となっており、特別な許可がないかぎり上陸できない。青山さんは防衛庁と半ばケンカ混じりの交渉をして、「行くなら勝手に行け。ただし自衛隊は協力しない」とまで言われて、個人的にFNNのツテを辿って、ようやくやってきたのだった。
ジェット機が島の上空に到達すると、慰霊のためにぐるりと一周して貰った。
南端の擂鉢山は、その名の通り、擂り鉢(すりばち)の形をした火山であるが、その南側の火口が崩れている。アメリカ軍の艦砲射撃と爆撃により、火口が吹き飛んでいるのだ。この山にも張り付いていた日本軍将兵は、山の形が変わるまで砲撃されて、どうやって生きていられただろう。
この擂り鉢山の頂を、激しい戦闘の末に占領した米兵のうちの6人が力を合わせて、星条旗を結んだ一本のポールを立てた。従軍カメラマンの
ローゼンタール記者がその光景を撮った写真は、ピュリツァー賞を受賞し、世界的に有名になった。
 アメリカはその写真を第二次大戦中最大の激戦の勝利を記念するものとして、そのまま立体の巨大な彫刻にして、首都ワシントンDCの広場に据え、自国のヒーローたちを称えている。
わが国の観光客が、ワシントンDCを訪てその像の記念写真をとったりしているが、その陰に2万余もの同胞が犠牲になっていることをどれだけ知っているだろうか。ここでも、硫黄島のアメリカ軍将兵と、日本軍将兵とのそれぞれの国の処遇の違いは残酷なまでに明らかである。
4.滑走路での土下座
1944年12月、米軍は
サイパン島などマリアナ諸島から爆撃機を飛ばして、日本本土の爆撃を開始したが、マリアナ諸島から東京までは往復5千キロもある。戦闘機は航続距離が足りなくて護衛できない。また爆撃機も被弾したり、故障したりすると、途中で海に落ちるしかない。
マリアナ諸島と東京のちょうど中間にあるのが、硫黄島だった。米軍からしてみれば、硫黄島に滑走路を作れば、日本の本土爆撃をより効率的に、より少ない損害でできる。
だから、米軍は硫黄島の戦いが終わる前から、必要な土地を制圧するや滑走路を作り始めたのだ。日本兵の亡骸を収容することもなく、その上からコンクリートを流し込んで、滑走路を作った。

硫黄島が返還された後も、滑走路のごく一部が遺骨収容のために掘り返されたが、大部分は今もその下に日本兵の遺骨を下敷きにしている。
ジョット機が滑走路に着陸し、倉庫の隅に機体を寄せた。小さな飛行機で、滑走路に降り立つステップは3段ほどしかない。しかし、青山さんの両足は凍りついたように動かない。
その理由は青山さんには分かっていた。自分が滑走路に足を下ろしたならば、自分たちのために命を捧げた先人の頭や胸や腰を踏みつけることになるからだ。
しかし、硫黄島に滞在できる時間は限られている。クルーは帰りに備えて機体の点検もしなければならない。青山さんは足を無理に動かして、地面に降りると、そのまま土下座をした。滑走路のコンクリートに手のひらを当て、その下にいるはずの英霊たちに語りかけた。
__________
これから硫黄島の中を見せていただいて、それをぼくが生きている限りは必ず国民のみんなにありのままお伝えしますから、今から島の中を見せてください。どうかお許しください。[1,p180]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■5.「これは実質的な敗戦ではないか」
硫黄島の日本側の
司令官、栗林忠通・陸軍中将は、武官として米国駐在経験もあり、米軍の物量作戦や戦略を見抜いていた。そして本土空襲を一日でも遅らせるために、硫黄島での戦闘を一日でも長く引き延ばすことを決心した。
そのためには波打ち際で華々しく玉砕するのではなく、島内に地下壕陣地を作り、砲撃・
空爆を凌ぎつつゲリラ戦にでる、という戦術をとった。
中将は「自決をしてはならぬ」「万歳突撃をしてはならぬ」と命じた。どうせここで死ぬなら、最後は華々しく散りたいと願うのは人情で、この命令には反発もあったが、中将は各部隊を回って、
自身の考えを説いた。
 結果から見れば、中将の作戦は成功した。2万余の日本将兵のほとんどが戦死したが、米軍も総員7万5千のうち2万6千近くの死傷者を出し、当初、島を5日間で占領する計画だったのが、36日間もかかった。
「これは実質的な敗戦ではないか」という一大論争が米国内に沸き起こった。小さな島一つ取るのにこれほどの被害が出るなら、ルーズベルト大統領の主張する無条件降伏を要求し続けて、日本本土決戦まで行ったら、どれだけの米兵の命が失われるのか、という疑問がつきつけられた。
硫黄島戦の直後、ルーズベルト大統領が急死した事もあって、
ポツダム宣言での有条件降伏に変更され、ようやく日本が降伏を受け入れられる余地が生じた。硫黄島2万余の英霊は、その死闘によって、和平への道を切り開いたとも言えるのである。[a]

■6.地下壕
青山さんは同行した海上自衛官らとともに地下壕の一つに入った。掘った道具は今も、そのまま転がっている。青山さんが見たのは、子どものおもちゃのようなトンカチだけだった。それだけでも手にできた人は幸運で、道具のない人は、生爪をはがしながら手で掘った。しかも、硫黄島は地獄のように暑い。掘っていったら、気温が70度にもなったと、わずかに生き残った兵は証言している。
 青山さんが入った地下壕は、草藪の中に、小さな縦に掘った穴が口を開いていた。両手を広げ、体をこすりながら、ストーンと真っ直ぐに下まで落ちる。底には、毛細血管のような細いトンネルが、横に続いている。灯りで照らすと、壁は全部、焦げている。米軍の
火炎放射器に焼かれたのだ。
 横穴を、両腕を縮めて匍匐(ほふく)前進すると、突然、天井が高くなって、背が立つようになる。さらに進むと、びっくりするくらい広い部屋が突然、現れた。そこはまったく焦げていない。栗林中将は、米軍が火炎放射器を使う事を知っていて、この迷路のようなトンネルを作ったのだ。
日本軍の将兵は、こういう地下壕から出没して、米軍に果敢なゲリラ戦を挑んだ。
■7.英霊の方々が本当に聞きたいこと
青山さんは、我慢できなくなって、後ろについてきた海上自衛官たちに絞り出すような声で語りかけた。
__________
みなさん、これを見ましたか。
生半可な努力でこんなものは掘れないよ。そして一番大事なことは、これを掘った2万1千人の日本の方々のうち、一人でも自分の利益のために、自分が助かりたいとか、自分の利益になるからといって掘った人はいるんですか?
ひとり残らず、ただ人のために、公のために、子々孫々のために、祖国のために、それだけが目的で掘ったんですね。
そしてこの掘った人たちを、私たちは戦後ずっと日本兵というひと固まりで呼んできました。ほんとうは大半が普通の庶民なんです。・・・
ここにいらっしゃる、間違いなくこの部屋にいらっしゃる、この英霊の方々が本当に聞きたいのは戦争は悲惨でしたという話だけではなくて、今、自分たちが助けた女性と子供を手がかりにして甦っていった日本民族が、祖国をどんなよい国にしているのか、その話を聞きたいんだ。
その英霊の方々にぼくたちは、日本はこんな国になりましたと言えるんですか。
経済は繁栄したけれども、いまだ国軍すらないから隣国に国民を拉致されて、されたまま救えず、
憲法はアメリカが原案を英語でつくったまま、そして子が親をあやめ、親が子をあやめ、さらにいじめられた子が自殺する。
 そういう国に成り果ててしまいましたと、この英霊に言えるのか。 ぼくたちの一番の責任はそこでしょう。[1,p204]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■8.「祖国を蘇らせる手がかり」
地下壕を出ると、若い海上自衛官が、青山さんの目をまっすぐに見て、話しかけてきた。
__________
青山さん、私たち昼ご飯を食べていると、帝国海軍の方が横で昼飯を食べているんです。今まではただの幽霊だと思っていました。しかし本当は、おい、おまえたち、祖国はどんなよい国になった、今、話してくれ、祖国はいい国になったんだろうなと、それを聞いていらっしゃるんですね。
初めて今日、わかりましたよ。[1,p206]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
この硫黄島の話をインターネットの動画で視聴した
琉球大学の学生から、青山さんはEメールを貰った。彼は「思春期のころから、夢のない無気力人間」だったが、硫黄島の話に触れて、こう考えるようになったという。
__________
自分の欲求、私利私欲だけを追求し続けて死にたくない。人のために生きたい。人のため、社会のため、公のために、生きたい。人のためになら、たった一度の人生を頑張れる、克己(こっき)できる。そう思いました。[1,p18]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
祖国とは、自分が大切に思う家族、郷里、さらに自分の血肉となっている言語、歴史、文化である。したがって祖国とは自分の心のうちにある。
戦後教育は、その祖国を意識的にわれわれの心の中から忘れさせようとしてきた。しかし、忘れたものは、思い出せばよい。青山さんは、思った。
__________
あぁ、硫黄島は、ぼくらの生きるヒントだ。
生きる手がかり、生き直す手がかり、祖国を蘇らせる手がかりだ。[1,p207]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

(文責:伊勢雅臣)
■リンク■
a. JOG(191)
栗林忠道中将~精根を込め戦ひし人
「せめてお前達だけでも末長く幸福に暮らさせたい」と、中将は36日間の死闘を戦い抜いた。
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h13/jog191.html
b. JOG(.795) ココダの約束 ~ 戦友の骨を拾う約束を25年かけて果たした男
「もしお前たちがここで死ぬようなことがあっても、俺たちが必ずその骨を拾って、日本にいる家族に届けてやるからな」
http://blog.jog-net.jp/201304/article_4.html
c. JOG(661) アルピニスト野口健が聞いた声
洞窟の中の夥しい戦没者の遺骨が、野口さんに語りかけた。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogdb_h22/jog661.html
■参考■(お勧め度、★★★★:必読~★:専門家向け)
→アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。
1.青山繁晴『ぼくらの祖国』★★★★、扶桑社、H23
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4594061834/japanontheg01-22/
2. 青山繁晴 硫黄島の戦いで何があったのか 6~8/8
https://www.youtube.com/watch?v=F7ul54hmy6U
 ■編集長・伊勢雅臣より

青山繁晴 硫黄島の戦いで何があったのか 6/8 - YouTube
 【転載】ここまで
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